9月に買った本

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JUXTAPOZの「サイケデリック・イラストレーション」は2014年4月発行。
DAVlD D'ANDREAというアーティストがかっこよかったので購入。多分収録されている中で一番サイケっぽくない。

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ハリー・クラークの影響も感じます。

しっかりした本の割に2800円と良心的価格です。
グラフィック社が出していますが、日本語訳は最初の解説のみで各アーティストについては原文のままでした…。頼むから訳して…。


「世界の美しい欧文活字見本帳」は、活版印刷時代の見本帳を集めたもの。
昔の書体を美しいデザインとともに楽しめます。
すべての書体がa~zまで載っているわけではなく、図版が小さいものもあったりしますが、個人的には内容・質ともに満足です。


「命売ります」は三島由紀夫の大衆文学。
吸血鬼の女のくだりはうるっと来ました。
空いた時間にサクサク読めます。

「それにしても、新しい人生というのは、何とガランとしているのだろう、まるで家具のない部屋のように」
この一文が好き。


あと電子書籍皆川博子さんの作品を読んでいます。
面白いけど、男女の情愛とかドロドロしたものがベースなので、ちょっと好き嫌いあるかもしれない。

奇形の本も買ったのでまた今度書きます。